25°C、VGS=10 V、ID=30 Aの条件下で測定されたJMSH1003AGQ-13 MOSFETは、典型的なRDS(on)が3.1 mΩ付近であり、テスト用PCB上での5 W消費時の接合温度上昇は約22°C/Wを示しています。これは、高い導電能力と、適度な定常状態の冷却要件を兼ね備えていることを際立たせています。
本記事では、設計者が結果を再現し、電源およびモータ駆動設計に数値を活用できるよう、JMSH1003AGQ-13 MOSFETのラボ測定による電気的仕様、熱特性、使用された再現可能なテスト手法、およびアプリケーション重視の設計計算を提示します。
ポイント: 核心となる仕様(VDS、RDS(on)、VGS(th)、Qg、および絶対最大定格)が、目的に適しているかを決定します。
根拠: 公称VDSは100 V、データシートの典型的なRDS(on)はVGS=10 Vで2.8 mΩ、測定されたVGS(th)は約2.5 V、測定された全ゲート電荷量は約40 nCです。
説明: これらの値は、低導通損失と管理可能なゲート駆動エネルギーが重要となる中電圧降圧コンバータや同期整流器の選定基準となります。
ポイント: パッケージとPCBの熱経路は、RθJAと接合部温度の上昇に強く影響します。
根拠: このデバイスは、PCBへの熱接続を目的とした露出タブ付きのパワーパッケージを使用しており、測定された熱抵抗は基板の銅箔やビアに大きく依存します。
説明: 実装用の銅箔面積を広げ、サーマルビアを使用することでRθJAは劇的に低下します。設計者は、MOSFET1個につき少なくとも1~2平方インチの銅箔に相当する基板領域を割り当てる必要があります。
RDS(on)は、制御された温度下で4端子パルス電流テストを使用して測定されました。テスト条件:VGS=10 Vおよび8 V、電流10~60 A、周囲温度25°C、自己発熱を抑えるためのパルス幅200 ms。
| パラメータ | データシート代表値 | 測定値 (25°C) | 比較 |
|---|---|---|---|
| RDS(on) @ VGS=10 V, ID=30 A | 2.8 mΩ | 3.1 mΩ |
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| VGS(th) | ~2.5 V | ~2.5 V |
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| 全ゲート電荷量 Qg @ 10 V | ~40 nC | ~40 nC |
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根拠: 測定値:VGS=10 VでQgsは約8 nC、Qgdは約12 nC、全Qgは約40 nC。6~10 Ωの駆動で上昇/下降時間は約30~60 ns。
説明: 200 kHzでの48 V降圧回路の場合、Esw ≈ 0.5·VDS·Qg を用いて推定したスイッチング損失は約0.2 Wとなり、中程度の電流では導通損失が支配的な要素となります。
測定されたRθJCは約0.35°C/W、RθJAは約40°C/W(1平方インチの銅箔)です。2平方インチの銅箔とサーマルビアを使用すると、RθJAは8–10°C/Wまで低下します。
測定された熱時定数 τth 約6–10 ms。ΔTjを維持する単一パルスエネルギー。